心と体のお話

 

先日、古くからの友人が

「背中と腰が痛い!」

と悲痛の声をあげながら

サロンにやってきました。

 

体に触れると

背中の中央〜腰にかけて

重〜くて暗い色と共に、

〝自身の中に閉じ込めた思い〟

が手から伝わってきました。

 

「ここ最近、仕事において

自分はこうしたいのに!

こう思っているのに!

そんな思いを

ぐっと押し殺して

我慢をしていたこと

あるでしょ😎?」

 

と尋ねると

「なんで分かるの😨!!?」

という友人。

 

体に触れると

色々なものが伝わってきます。

 

子供が大人になるまでに

親から受ける影響は

それは大きなもので

友人の場合は

「我慢」

「忍耐」

を親、特に父親から

教育されて育ったようです。

 

ある程度の

「我慢」

「忍耐」

は必要になってくる

こともありますが、

自分の体に悪影響を及ぼす程の

「我慢」や

「忍耐」

は必要ではないと私は思っています。

 

特に腰や背中は

自身の

押さえ込んだ思いや

不満が

痛みとして出る場所です。

 

滅多に腰が痛くならない私も

過去に1度経験があります。

 

鍼灸師になりたての頃

ある施設で研修生をしていました。

そこでは

研修生を育てる

という名目のはずが

不必要な上下関係や

目に見えない

人の寂しさや欲が

渦巻く場所でした。

 

私は人の為に役に立つ

勉強がしたくて研修生として

入ったのに

この勉強1本で突き進めない

不穏な空気が渦巻く

この場は一体何なんだー😫!!

と内心で不満が爆発!!

 

けど何か意見を言うと

変わり者扱いされるだろうし

業界は狭いし

自分の変な噂がったら嫌だな・・・

という思いを抱えていた

ある日、

妊婦さんの様なお腹の張りと

腰に激痛が走る様になりました。

 

運動しても、マッサージをしても

とれない痛み。。。。

坐骨神経痛様症状まで出現し

精神的にも完全に参りました。

 

これは自分の心が引き金で

出現している症状だなと認め、

通っていた研修施設は1年で

辞めることにしました。

 

すると辞めると決まってからすぐに

お腹の張りや腰の痛みは

スーッととれていき

坐骨神経痛様症状もすっかり

おさまりました。

 

やっぱり心と体は密接に

繋がっているんだな

という事を痛感し、同時に

人にどう思われてもいいから

間違っていないと思った意見は

勇気を持ってきちんと相手に伝えるべき

と言うことを

この施設で学んだような気がします。

 

自身の経験や人のお身体に触れる

仕事を通じ、

体に出る症状(メッセージ)は

人間を成長させる為に

うまく出来ているもんだな

とつくづく感じます。

 

そして

心と体のバランスを取りながら

生きることは

とても難しい事ですが

常に自分の内面に目を向け

生きていくことの重要性を

そこに感じます。

 

今日は背中や腰に関して

のお話でしたが

首や肩、頭

膝など

他の部位においても

出現する症状の意味は

それぞれあるので、それは

また次回お話したいと思います☆

 

では本日も最後まで

ご覧頂きありがとうございました^ - ^✨

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