高野山への旅🛩✨
先日、お休みの日を利用して高野山へ行って参りました✈️
皆さんは高野山に行ったことはありますか !?
私は初めて訪れた場所だったのですが、意外と周りの人でも高野山に行ったことのない人が多く、事前情報がさほどない状態での旅でした。
今回の旅の目的は、
「宿坊」と「高野山奥之院」
これらを体験しその世界観に触れること🌲✨
と言う事でまずは宿坊探し。2ヶ月半前の予約でしたが、当初どこの宿坊も空いておらずいきなり断念か⁈と思われた矢先、
たった1軒だけ空いている宿坊を見つけ、何とか宿泊予約をすることができました💨
なのでまずは皆さんも、高野山へ行く計画がある方は予約は早めにされる事をオススメします💡
特に安めの宿から埋まっていく傾向にあり、値段はピンキリで5千円〜お高い所だと5万以上なんてとんでもない料金の宿坊も結構ありますので注意が必要です⚠️
私が泊まった宿坊は常識の範囲内でしたし、それに似合った価値があったと大満足でしたから良かったのですが。
と言う事で、何とか宿を確保でき安心したら2ヶ月半はあっという間に過ぎ、いよいよ高野山へ出発の日✨
まずは羽田→関西国際空港✈️ そこから電車やバスに乗り継ぎ約3時間程の移動です🚃

初めて目にする風景を楽しみながら、やっとの思いで高野山に到着👣
外国人が移動の道中から多かったこともあり、まず感じたのは、「観光地だな〜👀」と言うこと。
世界遺産に登録ともなればこうなるか..と思いましたが、出来れば静かにその土地を五感を通して感じたい。
きっと誰しもがそう思いますよね🍃
なので奥之院だけはなるべく人と会わず、静かな時間に訪れたいと思ったので、奥之院訪問は翌朝一番に大切にとっておくことにしました。


宿坊のチェックインは15時。それまでゆっくり周囲の寺院を見て回ることにしましたが、ここでも世界遺産の洗練を受けることに💦
入館料が千円やら500円やら、毎回毎回ちょこちょこ出してたらこれ一体いくらになるの⁈って言うくらい容赦なく襲いかかる入館料....
以前ニュースで、さすがの外国人も日本の寺院の入館料が高い!と言ってる様子を目にしましたが、そうかこう言うことかと理解しました。
鎌倉や京都なんかでも、探せば無料や安くても充分楽しめる寺院は沢山ありますが、高野山のように小さな街でそれをやられると結構キツいし、
思いっきり💰取りにきてるな〜って言う雰囲気が伝わってしまいますよね。
実際宿坊の宿泊費もその一環で、精進料理と言う一見質素なお料理プラス温泉なしの宿泊で3万、4万、5万とか言われたら外国人でも「Oh〜チョットタカイネ...」ってなるんじゃないかな。。。
とまあこんな感じで、初日から世界遺産を盾にした💰の思惑を感じつつ、宿には期待できる要素がいくつもあったので、心弾ませチェックイン👣










想像以上の素晴らしい空間と静寂な時間に、疲れた心身が癒やされていきました🍵✨
ちょっと余談ですが、皆さんも初めて訪れた土地なのに
「ここ知ってる」とか、「懐かしい感じがする」「妙に落ち着く」なんてことを感じたことはありますか !?
私にとってこの宿坊はまさにそれだったのですが、そのような場所は不思議なもので、自然とその場所と自分が同化するような感覚になるんですね👀
通常以上に癒されるものがあると言いますか😌
そんな不思議な感覚に包まれつつ、おまちかねの夕食のお時間✨

精進料理は初めていただきましたが、素材の活かし方が凄い👀
1つ1つの素材を丁寧に、その味が最大限に引き出されるような扱いや工夫された調理がされていることに感動✨
そしてヘルシーで、こんなお料理は女子なら毎日食べたい😳✨と思いますよねw
ゆっくりと非日常料理をいただいた後は、明日早朝の奥の院訪問に向けて21時に就寝💤

(夜になるとアナグマが人間のように、上手に障子を開けて侵入してきたりするらしいですw)
翌朝は4時に起床し、主人と黙々と軍隊のように身支度を整え、4時半には宿坊を出発👣
早朝の街はまだ夜のような静寂に包まれていますが、それでも奥の院の入り口に行くまでは小さな警察署やら消防署やら、早いところではすでに
朝食の準備にとりかかっているような明かりが見えたりして、安心して歩くことができました。
そして5時頃には奥の院の入り口に到着👣
しかしまだまだ外は真っ暗。
視界の先には暗闇の空間と、巨木らしき黒い姿...
まるで日本昔ばなしのような世界が一寸先には広がります。
失礼します!と一礼をし、参道の左右の灯籠の明かりだけを頼りに本堂を目指します。
スタートこそは巨木が聳え立つ神秘的な空間に感動していたものの、奥に進むにつれて空間の次元が次々変化する感覚と、そして色々なものに見られている気配💦w
(たまに目にはみえないものが見えることがある体質なので、必死にそっちのアンテナをoffに..)
極め付けに山から聞こえる何かの動物の鳴き声...
(天然の主人曰く、「鎖に繋がれた犬の鳴き声だよ」ということですが多分嘘..)
この感覚を例えるならば、「もののけ姫」に出てくる森を包み込む「ダイダラボッチ」。
これはそもそも日本各地で語り継がれている、山や湖など、自然地形を創造したという伝説の巨人のことなのですが、
このようなものは本当に存在するんだ...とまずは強く感じました。
森全体をヌーっと包み込む存在が行く先を見守っている様子、そして森の中には「こだま」のような沢山の自然霊と実際に
お亡くなりになられた方の霊魂的な気配。
こんなこと言うと「そんなところ怖くて行けない💦」って思う方もらっしゃるかと思いますが😂、これはあくまでも
まだまだ辺りが暗い時間に感じたお話しで、そのような視覚が弱い時間は様々なものを感じやすいということです。
なので、失礼いたしま〜す..と度々森に住むものたちに敬意を払いながら進むこと20分程で本堂に辿り着きました。
本堂でまずはご挨拶をして、裏手に回ると弘法大師空海のお墓に向かって手を合わせる場所があります。
今日の日のご縁をいただいたこと、無事にご挨拶しに来れたことに感謝をし、奥の院を後にしました。
奥の院の帰り道、さっき感じた感覚を主人に話すと、
「奥の院の謂れによると、亡くなった空海さんが奥の院の入り口から本殿まで、訪れたものを森の上から見守ってくれているらしいよ」とのこと!
そうか、さっきの上から包み込まれる感覚はきっと亡くなった空海さんが、森そのものになって見てくれていたんだろうなと理解しました。
そんなこんなで朝は宿坊でのお勤めに参加予定だったので、また急足で来た道を引き返し、
帰りの出発の時間までは多少間があったので、再度奥の院を訪れ、見事な巨木の姿を見て触れて帰路につきました。




改めて明るい時間に姿を見た木々は圧巻👀!戸隠の巨木も繊細で見事ですが、ここは西日本だけあって、何だか木々にも力強さを感じます。
と、こんな感じで高野山の旅を無事終えましたが、やはり旅はいいですね☺️
日頃都会の生活で薄れた五感を取り戻すと言う意味でも、ちょこちょこ旅には出た方が良いのだなと改めて感じました。
ではでは超〜長くなってしまいましたが最後までお付き合い頂き、ありがとうございました😊🌸
みどり鍼灸サロンは10月も元気に影響しておりますので、心身が疲れた方は是非養生メンテナンスをしにいらして下さいね☺️🌲✨