秋の養生法🍁

早いもので今年も残すところあと3か月になりましたね😭💦

本来9月からの3ヶ月を秋と呼びますが、近年は夏が長いので今くらいから秋の養生法を意識して
生活をした方が良さそうです。

ということで

「秋の養生法」🍁

古典にはこう記してあります。

秋の3ヶ月、これを「容平」という。
天の気は急で、地気は明るい。
早寝早起きし、鶏とともに起き、情志を安らかにし、
粛殺を緩和し、収斂する気に合わせ、気を静める。
気を外に向けず、肺気を清らかにする。
これが秋の気に応じた養生の道である。
これに逆らえば「肺」を傷め、冬に未消化の下痢になり、気を貯蔵する人が少なくなる。

ざっくりと言うと、

「冬の冬眠の時期に向けて今のうちからエネルギーを内に留めるようにしろ」

と言っているのですが、もう少し詳しく解説💡

まずh、
情志」→感情
のことです。感情が乱れると「気」が「滞る」と書いて「気滞」という状態に陥ります。
これは体内働きに影響を与え、後に病の元になってしまうもの...
だから「秋は早寝早起きで、感情に揺れのないよう過ごしましょう」と言っていますね💡

そして、
「粛殺を緩和し、収斂する気に合わせ、気を静める。」
粛殺」(しゅくさつ)→厳しい秋の気候が草木を枯らすこと、またそれに伴う物寂しさや冷たい様子
とありますから、
「自然界が秋には草木を枯らし、気を内に集める様子に合わせ人間も気を鎮め」

という意味ですね。

そして、気を外に向けず
「肺気」を清らかにする
「肺気」→肺の気
ということなので、東洋医学的視点からみる肺の働きは
・呼吸
・体温調節
・皮膚の健康
・体の潤い
・免疫

このようなことに関係するので、深呼吸をしっかり行い
上記のような肺の気の作用を巡らせなさいという意味ですね💡

そしてこれに逆らうと、冬に体調崩しちゃうよ〜!
と言っていますね❄️

あと秋は東洋医学で言うと

「悲」

という感情が大きくなりやすい季節です🍁

なんだか心寂しくなり、鬱々と悲しみに暮れる...

そんな時は
「そうだ!秋はそういう感情になりやすい季節だったから気をつけなきゃ!」

と我に返って下さい!w

こういうものを知っているのと知らないのとでは
全く心の安定が違ってきますから、
是非頭のどこかにとどめておいて養生して下さいね😊💓

では10月も元気にサロン営業しておりますので
月に1度のメンテナンス!
是非お待ちしております✨

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